ブライドルレザーの長財布、L字VSラウンド・ファスナーを比較|ダヴィンチファーロ公式サイトから人気の財布をチェック
ブライドルレザーの長財布、L字VSラウンド・ファスナーを比較|ダヴィンチファーロ公式サイトから人気の財布をチェック
NICOLA-Tutto Bloom / L-zip Long wallet (wide type)
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NICOLA-Tutto Bloom / Round zip Long Wallet (just-fit size)
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数有る、ブライドルレザーの財布の中でも、最も人気を博すのが長財布。その2大人気商品である、「ダヴィンチファーロ」の“NICOLA|ニコラ”のL字ファスナータイプと、ラウンドファスナータイプを徹底比較、どちらが好みに合うか、じっくり検討下さい。
ブライドルレザーとは?-堅牢な馬具用の高級革について
そもそも、ブライドルレザーとは、馬具用に開発された長く使える耐久性と強靭な堅牢度を誇る、希少な革素材のことです。その堅牢な革をつかって、日常使い出来る革財布をイタリア人デザイナー・アレクサンドロ氏が仕立てました。イタリア人らしく、艶やかでエレガンスさをも大事に兼ね備えた、ブライドルレザーを活かした長財布の完成です。
ブライドルレザーの歴史
先ずは、ブライドルレザーの歴史を紐解いておきましょう。英国の伝統タンナーさんに残る資料では、ローマ時代から人が馬に乗る為に、馬具を作る為に鞣して作らたのが始まりで、以来、伝統工法を伝え引継ぎ、今も同じ製法を保って、耐久性と堅牢度にすぐれた革を作り続けてきたそうです。
堅牢度を誇るブライドルレザーの特徴
牛革を植物渋タンニン鞣しでしっかりと作り込み、更に革の表面から耐水性を上げ、且つ耐久性を保つ為に、牛脂と蜜ロウを主成分としたグリースとワックスを何度も何度も刷り込んで、革の繊維の中まで浸透させます。見た目の特徴である、表面を覆う白いプルームはその蜜ロウ成分が浮き出て凝固したもので、職人の手仕事による線上跡と相まって独特の“あじわい”を与えます。
関連記事:ブライドルレザーとは、どんな革?その魅力と特徴を解説!はこちら
他素材コードバンやフルベジ革との比較
一般的なクロム鞣しの革素材と違う、革本来のあじわいにこだわった特別な革小物を持ちたいと言う願望は、ずっと一定のファンに支えられてきました。その中でも、最も顕著で希少な特別素材が馬具用というニッチなブライドルレザーですが、他にも特殊性から言えば、馬革の尻部を鞣して磨いたコードバンや、イタリアンレザーの代表トスカーナに歴史的伝統を継続しているフル植物渋タンニン鞣し協会認定の伝統工法に則ったフルベジ革が有ります。各々、甲乙つけがたい魅力を備えていますね。
ブライドルレザー 財布の魅力
ラグジュアリーメゾンの“ロゴ”という記号を求めるお客様もいれば、中にはこだわりを持った革素材に熱狂して下さるファンの方々もいらっしゃいます。アレクサンドロさんはイタリアのトスカーナで革職人として、手仕事で温かみが伝わる革素材が好きで堪りません。その気持ちを共感頂ける皆様の為に、今も、頑張っています。そのアレク氏が、英国から技師が移住してきて、ブライドルの伝統工法を知った時に、職人同士の強い絆で結ばれました。強靭な堅牢度から、長く使うのでしたら、ブライドルレザーの革財布を作ろうとしたきっかけです。
経年変化によるエイジング
メルカリなど、今はセカンドハンドで十分に良い品に巡り合える時代となりました。そんな時代にでも、自分の為に、自身の手で、新品をイチからおろすという気持ちは、かけがえの無い価値が見直されています。ブライドルレザーの逸品は、十二分にその気持ちをくすぐり高めてくれます。表面を覆うプルームを専用の馬毛ブラシで落としつつ、自分の手に触れ使い続ける事で、艶が増してくる経年変化による、エイジングはまさに、ブライドルレザーならではの愉しみです。
イタリアンレザーと英国製のブライドルレザー
イタリアはトスカーナにあるサンタクローチェ地区は世界有数の革産業集積地です。歴史の教科書で学ぶ、中世イタリアのルネッサンスはこのトスカーナフィレンチェで職業組合ギルドたちが自治を始めたの始まりですが、その上級ギルドのひとつが革業界でローマ時代から続く欧州の歩みで栄えていました。今も、圧倒的な質量を誇ります。ブライドルレザーの基となる、牛革の下地、フル植物渋タンニン鞣しの製法には数百年の歴史と正当な協会の伝統継承があり、今も世界最高・最大の産地なのです。それは現在もラグジュアリー産業を支えており、常々イノベーションによる技術革新を続けてきました。故に、イタリアで作るブライドルレザーには最新技術と伝統を融合する事による、艶やかさと官能的な質感を表す事が出来るのです。もちろん、英国伝統のブライドルレザーでとても大切な蜜蝋グリースの刷り込みは英国人革技師が移住してきて、その役目を担っています。アレクサンドロさんが惚れ込んで仕立てる、「ダヴィンチファーロ」のブライドルレザーの逸品は、この「イタリアx英国」の職人が出会ったからこそ実現したのです。
財布の耐久性比較
財布の耐久性を比較するには、同じ人が、同じ様に、違う財布を、同時に使用してみて、初めて同じ条件下の耐久性比較が可能です。というのは、無理難題ですよね。ネット上でいう「強い」「弱い」、耐久性がピカイチなどは、その業者の感想か、ライターの決めつけ文句なので、ここでは割愛して、他のブログで、実際に使った頂いた方の使用の感想とお写真を見て貰って、感じて頂きたいです。少し、モノ作りの専門職的なことをいえば、糸はミヤマなのか、コーツ・アマンをちゃんと使っているのかとか、裏打ちや引っ張りにあてが着いているのかとか、例えば内装や裏側を合皮やクロム鞣し革で逃げていないかとか、気になる処はいくつか有りますが、実はそれより使い方と、何を持って「もう痛んで、買替えよう」と思うか、「随分と由れながらも愛着が湧いた」なのか、やっぱり、使って下さる、お客様の気持ち次第だと思います。
耐久性と手入れ方法
身も蓋もない事を書いてしまいましたが、とはいえ、長らくご愛顧頂きたいと切に願っております。簡単なお手入れ方法ですが、極端な汚れは落として、革製品としては同様に、保湿・加脂を心掛けて下さると、より長持ちすると思います。
ブライドルレザー長財布“ニコラ”の2大人気商品
さて、本題の長財布の比較ですが、2つ折り財布や、三つ折りミニ財布と違って、例えばデニムの後ポケットに入れて常時擦れる、座る度に圧力を掛ける訳ではない、長財布は、一生ものとして、使えます。実際、ずっとお気に入りの財布として、長くご愛顧頂く方が多いのではないでしょうか。20x10cm強と言う、お札サイズながら、やはり多くを収納できますし、全部入りとして、手放せない方が多い様です。ダヴィンチファーロの、ブライドルレザー財布“NICOLA|ニコラ”シリーズの中で、2型のファスナータイプの長財布をピックアップします。製造番号71782のラウンドファスナータイプは、まさに、ド定番です。全てのブランドが作る、お札とカード2枚の長さに沿う、ジャストフィットサイズで、両面にカード入れで、真ん中にジップ留めコインケースと仕切りがある、まさに長財布と言えば、このスタイルです。LVからグッチ、国産メーカーまで、紙幣やカードのサイズが変わらない限り作り続ける安心のロングセラーです。それに対して、ダヴィンチファーロの、L字ファスナータイプは、アレクの工夫を凝らした作品です。L字で、且つ、アコーディオンを広めにとったので、大きく45度くらい、ガバっと開きます。コインケースを片側に寄せて、もう片側のカード入れ部分を浮かせることで、仕切に自由空間を持たせたり、数ミリずつですが、少し大きめで余裕のサイズが機能や収納に活躍しています。安心の定番と、アレクのこだわりバージョンの違いを、写真を並べていきますので、ご覧ください。
ブライドルレザー長財布の収納力と機能性
キャッシュレスの時代が到来しつつあり、ミニ財布が流行していますが、長財布ならではの収納力と機能性は、未だ健在です。ロングウオレットのサイズ感から、携帯と財布だけで必要最低限が整う男性も多いのではないでしょうか。
カード収納エリアの設計
2つのファスナータイプ長財布の、部分写真をご覧ください。L字タイプはアレクの意向で縫い留めされておらず、仕切として活用されます。
コインケースと札入れの実用性
ラウンドファスナータイプには、仕切部分が2つ有り、どちらにコインを入れても大丈夫です。鍵やSIMチップなど大事で、出張時のみの大事なアイテムはジッパーポケットの中も良いでしょう。L字タイプは、皆さんご存知通り、オープンポケット内でコインはOKです。更に背面の外側にもファスナーポケットを付けて利便性を格段に引き上げています。皆様は、どちらがお好みですか。
メンズにおすすめのブライドルレザー長財布
ブライドルレザーの質実剛健な質感は、まさにメンズにうってつけな表情です。そしてスーツ・ジャケットスタイルの胸ポケットに収まる長財布は、メンズのビジネスシーンにお勧めです。
ビジネスシーン向けデザイン
ボトムスの尻ポケットや前ポケットに財布や鍵が入って膨らんでいるスタイルは、とてもカジュアルな見た目になります。ロングウオレットで、上着や鞄に納めるのがスマートですね。
レディースにもおすすめ!ブライドルレザー・ミニウォレットの魅力
最近、エイジングをこよなく愛する女子が増えていると某雑誌編集長から伺いました。当該雑誌もLaLaXXXの方が部数が売れてしまっているとの事。。。経年変化によるエイジングを楽しむには、やはりブライドルレザーの革小物コレクションがおすすめです。ここでは、レディースにもオススメのミニ革小物をご案内します。
3つ折り財布とL字ファスナータイプ
NICOLA -Bridle Misto | 3 fold Smart Wallet
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NICOLA -Tutto Bloom | L-zip Coin & Card Case
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一番の定番は、この3つ折り財布と、カードサイズのL字ファスナーケースです。
フラグメントケースとコインケース
NICOLA-Tutto Bloom | Fragment Case
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NICOLA-Tutto Bloom | Fragment Case
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キャッシュレスが浸透してきてから、男女を問わず、このフラグメントケースが大人気です。そして、このフラップコインケースは、実はこのカードサイズながら、お札を2つ折りで収納出来て、このコンパクトさだから人気です。
限定版、英国J&FJベイカー社特製、オークバーク・ブライドルレザーの財布4型
更に、ここで「ダヴィンチファーロ」のブライドルレザー製品で、数量限定のラインナップをご案内します。アレクサンドロさんはトスカーナで暮し、もちろん職人として毎週、アルバとフィレンチェを往復しており、革素材に不足することは有り得ません。それは此処サンタクローチェという世界最大の革産業集積地だからですが、移住のご縁で始まったブライドルレザーを活かしたラインナップで、本場英国のベイカーParrさんが唯一無二で拘る究極のOak bark タンニングのブライドルで作る限定コレクションが有ります。
BRIGTON Oak Bark Bridle / L-zip Long wallet (wide type)
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BRIGHTON Oak Bark Bridle / L-zip Bi fold wallet
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Oak Bark Bridle / Flap Long Wallet
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Oak Bark Bridle COLLECTION / 3-fold Smart wallet
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3か月漬け込み9か月寝かす、究極のブライドルレザー“オークバーグ”
英国Devonの地にこだわり、コリー川の水にこだわり、伝統の製法にこだわり、今もオークの樹皮チップでピット漕鞣しで3か月間じっくり漬け込み、更に9カ月もフラットにして樫のチップを散らばらせて革繊維の奥まで浸透させる強固な革です。ピット漕を使うタンナー自体が珍しくなった現在で、12か月かけてオークバークにこだわった伝統製法の革は、世界で最も希少な革素材と言えるでしょう。その素晴らしい革を是非、カタチにして世に送り出して欲しいと使命をうけたまわったイタリアの若き職人アレクは頑張りました。
古き良きタンナーとの付き合い方、故に限定数のみ
英国でブライドルレザーを手配するには、根気強く、親切に友となるのが一番です。「Xマス前には各色20枚ずつ出荷するよ」って、聞いていたのに、年が明けても音沙汰無く、、、リネアペレ展の頃、2月に聴いても未だ時間が掛かりそうと言い、3月になって暖かくなったころ、事務員が出荷準備が整いましたと連絡を寄こしてくれます。そうです。12か月も掛けて作るのに、時々13か月かけたり、磨くのに時間が掛かったり、新年のお休みが有ったり、展示会が来たり、時間はいつも流れています。入荷した革の分だけ、作る限定品というもの、一興と思し召し下さい。ただ、こだわりというか、そのクオリティに対するモノ作りに対する熱意は常にあって、アジアの様に時間通りの為に工程を飛ばしたりとかは有りません。品質はお墨付きです。納期という概念は違いますので、これも工程数を掛けるブライドルレザーあるあると、流して下さい。
ブライドルレザーの財布購入ガイド-どこで買える?
「ダヴィンチファーロ」の財布ですが、実は父親が展開している「京都」ブランドのお店の一角を間借りして、フルラインナップを置かせて貰っています。お店スタッフに言えば全ての商品、色を見て、手に取って貰えるのです。京都の中心地で、富小路通にありアトリエ兼ブランドの世界観を表現する4階建ての旗艦店です。(あくまで、父親=イタリアの巨匠と呼ばれる、が京都を訪れた際の感激をカタチにした作品を展示しています)間借りですから、コストを掛けず、手に取ってみて貰える場を作っています。東京では、銀座4丁目の交差点、銀座のランドマークたる、和光さま4Fのメンズフロアに一部製品があります。銀座和光さまは、実は、担当者様がイタリア・フィレンチェのショーにまで来られて直接、買いつけて下さっているのです。こちらも和光様という重厚な空間に置いて頂きながらも、ダイレクト・プライスを実現できております。もちろん、ECサイトでご購入頂ければ、ジャパン社より(それほどたいそうなモノでもなく仲間数名で、倉庫でがんばっています)お届け致します。他の色々な革製品、ブライドルレザーの製品と、是非、見比べた上でお越し下さいませ。
ダヴィンチファーロ 京都旗艦店&東京取扱店はこちら結論
さて、ブライドルレザー製の長財布、ラウンドファスナータイプと、L字タイプと、どちらがお好みでしたか。
1. 高品質の素材
特別な革素材である事は、ご理解頂けたと思います。特に長財布は面も大きく、独特の質感を楽しめると思います。
2. 機能性と収納力
同じサイズ感で、収納力の差というよりは、やはり使い勝手の違いが、好みを分ける処ですね。ダヴィンチファーロとしては、他社でも多数ある定番のラウンドファスナータイプより、アレクの工夫がつまったL字タイプが人気ではありますが、僅差です。
3. ダヴィンチファーロ公式サイトの利点
自分達で、作って、自身で販売=お客様へお届けすると言うのは、モノ作りの視点からは品質に重きを(コストを)掛けることが出来ることと、作り込みのこだわりを、直接、お伝えする事が出来ることが、公式サイトの利点だと思います。
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FAQ
Q:ブライドルレザーの特徴は何ですか?
馬具用の堅牢な革と表面を覆うプルームです。詳しくはこちらのリンクをどうぞ。
Q:ブライドルレザーのお手入れ方法は?
先ず初めは、何も手を加えず、ブルームの質感をお楽しみください。それから、お好みで、白いブルームをブラッシングして落として貰って構いません。肌やお洋服に触れる側は、表面に残さずブラッシングして下さい。ホコリがたまらない程度に掃くだけで問題なくお使い頂けます。 使い続けてから、保湿は、クリームメンテナンスです。専用のグリースがベターですが、皮革用の保湿メンテナンス用も構いません。お手入れ手順1.馬毛ブラシでホコリを払うようにブラッシング2.指にごく少量のモイスチャークリームを取り、革製品の箇所全体に薄く塗布する3.このまま乾燥するまで放置4.再び馬毛ブラシでお財布全体をブラッシングする5.最後に柔らかい布で拭いて磨いて下さい。
Q:ダヴィンチファーロ公式サイトで購入できる商品はありますか?
こちらの、ECサイトをご観覧下さい。
Q:ブライドルレザー財布の色はどのように選べばいいですか?
黒もオーソドックスですが、ネイビーやグリーンは、ブライドルレザー独自の深い味わいがあって、良い色だと思います。
Q:メンズにおすすめのブライドルレザー長財布はありますか?
L字のファスナータイプが、ビジネスシーンにも合って、おすすめです。
Q:限定版のブライドルレザー長財布はありますか?
革の製造に時間を要する為、限定数で案内するブライドルレザーの長財布が有ります。
Q:ブライドルレザーの財布をどこで購入できますか?
オンラインストアへお越し下さいませ
Q:ブライドルレザーとはどういう素材ですか?
ブライドルレザーは、馬具用として使われる高級な牛革で、主に英国で製造されています。その重厚で堅牢な特性が特徴であり、年月が経つにつれて経年変化が楽しめます。
Q:ブライドルレザー 財布の特徴は何ですか?
ブライドルレザー財布は、そのシンプルで贅沢なデザイン、経年変化する風合い、重厚な質感が特徴です。ブライドルレザーならではの伝統的な製法とイギリスの高級感も魅力です。
Q:ブライドルレザー 財布はどのように手入れすればよいですか?
ブライドルレザー財布は、専用のクリームや馬油を使って定期的に手入れすることをおすすめします。柔らかい布で優しく拭くと、素材の艶が保たれます。