Maestro

DaVinci FARO from Adriatica to Toscana

The bag for beautiful Italian life and family
designed by Alessandro Candelori

イタリアのバッグデザイン界で、ラグジュアリーブランドを中心に33年の経験を誇り、今尚新たなデザインを制作し続ける巨匠マエストロとして著名なGabriele Candelori氏。

今尚、現役でイタリア最大手=アルマーニのバッグを手掛けており、イタリアでは信頼が厚く、遠く米国NYからもオファーが多く、あのステラマッカトニーのバッグも手掛けて、世界的ヒットを飛ばし続けている。イメージを汲み取り、イタリア伝統のアルテで表現する。 「使う人の”文化と習慣を包む」というバッグの本質と、デザインを融合する才能は秀逸だ。

その巨匠の長男がAlessadro Candelori 氏だ。 徒弟制度さながら、父として師として仰ぎ、幼少期より6年間学び続けている。DaVinci FAROの若きArtDirector は、その巨匠の子弟=Alessandro Candelori氏である。

Alessandro Candelori | Davinci faroダビンチファーロAlessandro Candelori | Davinci faroダビンチファーロ

巨匠に学んだ熟練職人にして、若き感性のアレクサンドロが、顧客の高級メゾンに活用するアルテを存分に奮いながらも、普段の暮しに便利で、自身の使うモノを包み、走る時に背負う為に作った”Tourista”バッグが、人気となる。「イタリア人による、イタリア人暮しを支えるバッグ」 それがDavinciFAROの由来である。

心掛けているのは、「手のぬくもりが伝わる仕事」。イタリア人らしい家内工業制の工房にて父から子へ引き継がれ、手作業をミリ単位の細かさで仕上げていく大切さを護り続ける。共に働く、家族的な絆がとても大切な世界で過ごしてこそ、伝わるアルテだ。

Alessandro Candelori | Davinci faroダビンチファーロAlessandro Candelori | Davinci faroダビンチファーロ

イタリアのローマから、アペニン山脈を越えて東へ3時間、アドリア海に面する風光明媚な街、アルバアドリアティカ。イタリア語で、アドリア海の登る朝日と謂う意味が表す通り、その自然の美しさでも歴史的に定評がある。その街で生まれ育ったカンデローリ親子。今尚、自身のアトリエはアルバに構えている。

デザインから素材開発、更にはバッグの型紙、プロト制作も自身で手掛けるイタリアでも貴重で珍しい資質と技能の両方を併せ持つ職人兼デザイナーであり、その職人気質さは、イタリアの伝統工法に裏打ちされたアルテに支えられている。

そのアルバアドリアティカから、歴史の街フィレンチェへ向かう。トスカーナの豊かな大地の恵みに支えられて、中世以来、職人組合ギルドの時代より、革素材の産業集積地だ。イタリアン・バイクを駆り、海の街と歴史の街を行き交うアレクサンドロ。その大事なツールを”包み”、”背負う”バッグ。

Alessandro Candelori | Davinci faroダビンチファーロ

イタリア人ならではの、手仕事で、伝統を重んじ、革新を続ける。その歩みを支えるのは、家族的な、イタリア人らしい絆と、美しい人生かも知れない。”Vera Vita =、beautiful life” 日本でも、このイタリア人の暮し、手仕事、人生をアレクサンドロと共に知って欲しい。いつか、アルバアドリアティカか、トスカーナで、こんなディナーを共にしましょう。