ブライドルレザーのお手入れ方法について知ろう – 革財布などの革製品のエイジングも解説

初めてブライドルレザーの製品を購入した人も、既に製品を購入して使用している人も、お手入れ手順やポイントについて、ここを読んでみてブライドルレザー製品を愛おしい相棒として末永く「私のマストアイテム」に!

ブライドルレザーお手入れの基本知識

ブライドルレザー製品だからといって特別に気を使って入念なお手入れが必要な訳ではありません。

どのような皮革製品においても「これだけは気をつけよう」「こうするとイイ感じになる!」などいくつかのポイントさえ押さえていれば日常使いの「財布」や「バッグ」などなのですから、ケアをしながら普段通りに使うことがその製品にとっても嬉しいはずです。

Youtube動画でも見ながら、お気に入りの音楽を聞きながら楽しくお手入れしましょう。
それでは、まずそのポイントをこの記事で幾つかご紹介します。

ブライドルレザーのお手入れ道具

ブライドルレザー(バッグや財布)とは何か

ブライドルレザーを初めて目にすると最初に驚くのが表面を覆う「白い粉」です。
(白い粉状の量は製品によりそれぞれ違います。)よくカビや汚れ?と勘違いされてしまうことがありますが、これは大きな間違いです。

この白い粉状のものが、このブライドルレザー最大の特徴であり魅力です。

ブライドルレザーのブルーム参考写真

ブライドルレザーの原皮もそうですが製品を購入して、まず手にとって製品を見ると「白いカビ?」「何かの粉か?」と驚かれるかと思います。この「白い粉」こそが、ブライドルレザーの特徴の「ブルーム」というものです。

ブライドルレザーを槽に浸けている画像

(他の皮革もそうですが)ブライドルレザーは特に革を【なめす】(皮革表面の獣毛を取り除き、脂肪物質を抜いて、しなやかな風合いにする工程)際に、タンニンという液体の槽に数ヵ月間もの長い期間をかけて、槽に浸けることにより堅牢さを高めます。

ブライドルレザーのより高い堅牢な皮革をつくるための手間のかかる工程

さらにより高い堅牢な皮革をつくるための手間のかかる工程です。さらに「グリース状」の動物や植物の油脂成分と蝋(ロウ)など含有したものを革にじっくりと浸透させ塗り込むことにより、軽微な撥水効果とさらなる堅牢性を高めた皮革になります。

この革の繊維層に浸透させた後の成分の余分なものが表面に浮き出て凝固したものが「ブルーム」の正体なのです。

ブライドルレザーの由来と特徴

「ブライドル」とは馬の頭部に装着する「頭絡」と呼ばれる馬具のことです。

つまり「ブライドルレザー」といえば、この馬具の材料である皮革を指します。
馬と人間とのお付き合いは非常に古く、人は馬に跨って移動手段につかったり重いモノを移動させる動力として使い出したのは凡そ紀元前4000年頃まで遡るようです。

「ブライドルレザー」といえば、この馬具の材料である皮革を指します

ブライドルレザーの原皮をご覧になったり、実際に手に触れたりする機会は多くありませんのでお伝えし難いですが、ブライドルレザーは非常に堅牢(丈夫)でまるで木の板のごとく硬い感触の材料です。それゆえに、馬と人間を「安心して繋ぐ」馬具の材料に使われたのです。

他の革との違いと独特の魅力(種類や製造方法の違いなど)

皮革製品(バッグや財布・レザーグッズなど)には様々な種類の皮革素材が採用されています。

基本的な種類としては、まず動物の種類別に別けることができます。
代表的なものとしては、牛革、豚革、羊革、山羊革、馬革。その他には少なくなりましたが象革や熊革、ダチョウ革(オーストリッチ)など、そしてエキゾチックレザーといわれる爬虫類の皮革も使われています。

ブライドルレザーは「牛革」になります。どの革も基本的には原皮を水漬けして脱脂や余分な皮下組織などを取り除いて獣毛(皮の表面の毛類)を薬品などで溶かして無くし乾燥させたりして、鞣し加工(皮の腐敗を防ぎ、柔軟性や耐久性をつける工程のこと)を経てそれぞれの皮革になります。

ブライドルレザーも同じ工程で進めますが鞣しの工程で蜜蝋などそのタンナーの秘伝の配合で混ぜ合わせたものを手作業で塗り込み、乾燥させ表面に残ったロウをさらに擦り込んで充分に皮革の繊維層深くまで、その蜜蝋を浸透させるのです。

「ブルーム」白い被膜(粉状の)が残ったままの製品

そうすることによりブライドルレザーは他の皮革とは違った「堅牢性を高めた」革にアップするのです。その蜜蝋は表面に現れた状態の白い被膜を「ブルーム」と呼びます。このブルームこそがブライドルレザーの魅惑(チャームポイント)なのです。

このように「ブルーム」白い被膜(粉状の)が残ったままの製品は他の皮革には見られないのでブライドルレザー「最大の目を惹きつける」特徴となっているのです。

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ブライドルレザーのブルームの落とし方とその後の変化

ブルームの元になっている粘性の液状材は皮革に充分に浸透して効果を発揮しています。なので、ブルームの有無によって皮革の堅牢さが違ってくることはありませんのでご安心ください。

ブルームは製品を使用しているうちに、摩擦や手の体温などで少しずつ削りとられたり脱落しながら、良い加減の艶(ツヤ)へと変化していきます。ブルームの有無に関わらず表面を柔らかな布で磨くと、革のキメも整い光沢感も増して美しく輝く製品に変化していきます。

ブルームはそのままでも良し、その表情が好きな風合いでなければ布などで拭いても良しです。ブライドルレザーは、非常に堅牢性を高めた皮革で馬具にも使われる素材ですが、堅牢性が高いと皮革の柔軟性と反比例する可能性も持ち合わせています。

製品を制作する場合は革を曲げたり、折り込んだりする箇所は革の厚みを調整したり、特性を計算して裏側の貼り合わせ素材で調整していますが、ブライドルレザー製品をお使い頂く皆様は、無理に革の表面を折り曲げるなど極端に革へ不自然な力を加えることをお避け頂くのが賢明です。

ブルーム処理前後の写真

ブルームが浮き出ている写真

そしてその「ブルーム」を落とすほうが良いのか?そのまま使うのが良いのか?悩みますよね。結論から言えばどちらでも良いのです。

ブルームが1つの特徴でもあるブライドルレザーだから、ブライドルレザーを使っていることを客観的に目に見えて確認したいのなら「ブルームはそのままで」OKです。ただし、衣服やブライドルレザー製品と接する携行品などに「ブルーム」が移行付着することがありますので、そのところは充分にお気をつけください。

一方、その辺にブルームが移行付着するリスクを気にすることなく使いたいと思われる場合は一旦、ブルームを落としましょう。ブルームの落とし方ですが、難しくありません。バッグ用のブラシでブラッシングすればOKです。

あまり力を入れずに皮革(ブライドルレザー)の表面をやさしくこするようになんども往復もブラシ掛けをしてください。あまり力をいれてきつくブラシを掛けると皮革(ブライドルレザー)の銀面(表面)を傷つけることも有りえます。

ブラッシングである程度「ブルーム」が落ちたら、柔らかく適度な起毛の綿フラノ生地(レザーケア用のクロスとしてネット通販サイトなどでも安価で販売しています。)などで削ぎ落ちた「ブルーム」を拭うように優しく拭きましょう。

適切なブラシの選び方とブラッシング

お手入れ用ブラシの種類写真

革のお手入れの最も大切なことはブラッシング作業です。

よく耳にすることとして衣類や靴、そしてバッグや財布のお手入れにはブラシでお手入れをしましょう、という文言が聞かれます。

それらのお手入れ用ブラシには主に素材の違いがあります。豚毛、山羊毛、馬毛など様々な商品が販売されています。ダヴィンチファーロJAPAN社ではご購入特典としてプレゼント企画も開催しています。毛の素材の違いのほかにはサイズや形状の違いもございます。

柄付きのブラシがあったり、手のひらサイズの大きなものから、歯ブラシ程度のサイズまで。ブライドルレザーを始めとしたバッグや財布小物などの革製品には「馬毛ブラシ」が基本となります。サイズは10センチ前後の大きさがあればよいでしょう。

欲を言えば2つのサイズ違いのブラシを用意すればバッグのマチ部分など面積の小さな部分にもストレスなく使える小さめのブラシを買い足していただければ良いと思います。それと、可能ならば同じものを2つ用意できれば完璧です。

なぜ2つあれば良いのかと申しますと、ホコリを落とす目的に使うブラシと栄養クリームを塗布した後に艶出しを目的に使用するブラシとを使い分けるのが理想だからです。

1つのブラシを使う場合はホコリ落とし時と、クリームの塗布後に乾燥をさせてクロスで拭った後に、艶出しを目的でブラッシングするときに使用しましょう。そうすれば不要なクリームがブラシに残らず兼用できます。

2つ用意できれば、まずはホコリの払うためにブラッシングしましょう。そして、栄養クリームを塗り乾いたらクロスで軽く余分なクリームを拭い取り、その後に2個目のブラシで艶出しのため毛先を軽く当てて何往復もブラシ掛けします。

そうすると、クリームが革の繊維層に浸透していき革を生き返らせることになるのです。また、日頃のブラッシングには2つ目に使ったブラシを用いてください。若干のクリームが毛先に残っているので、日頃のブラシ掛け時にも革の表面に艶を与える効果があります。

レザーのお手入れのステップ

ブライドルレザー専用クリームの塗りかた写真

今回は革靴を除くレザー製品(バッグや財布・小物類)の基本的なお手入れ方法を箇条書きでステップを踏んで簡潔にご案内してみます

  1. 形を整えた状態で始めましょう。
  2. まずは、軽く表面のホコリを払いましょう。
  3. 丁寧かつ優しく十分に「ブラシ掛け」をしましょう。
  4. 革に合った「レザークリーナー」を少量用いて軽めに薄く塗り広げて表面の付着汚れをクリーニングしましょう。
  5. 少し乾かして一旦クリームを拭いましょう。
  6. 再び、革用の栄養クリーム等で革に栄養を与えましょう。しっかりと革の繊維にクリームが染み込みますので表面を擦るよりもゆっくり塗り込むイメージで。
  7. 再び乾かして柔らかなクロスで乾拭きをしましょう。
  8. 適宜な室温で湿度の高くない室内で充分に製品全体から湿気が抜けやすくなるように
    放置しましょう。
  9. しばらく使わない製品ならば形を整えたうえで柔らかい布(不織布)の布袋などに入れ、
    できればクローゼットなど密閉性の高い場所を避けて直接、照明器具などの光が当たらないところで保管しましょう。
  10. 財布の保管袋んぼ写真

    ブライドルレザー製品の保管写真

  11. ご使用の場合は普段通りに(荒っぽく扱わないよう)お使いください。

ブライドルレザーに最適なクリーム選びと使い方

レザークリームの選び方写真

ブライドルレザーを愛用するにあたっては、やはり使用期間が長くなればしっかりと皮革用のクリームを使うことが大切になってきます。

必ずしもブライドルレザー専用のクリームを使わなければならないことは無いのですが皮革製品ケア発売の各社から「ブライドルレザー専用クリーム」も発売されています。それらの多くは、その特徴として「蜜蝋」を成分に加えていることです。

蜜蝋はブライドルレザーを製造するにあたり重要な成分ですので、ケアのクリームにも蜜蝋が入っていることは専用クリームとして高い評価ができるでしょう。但し、蜜蝋入りが絶対条件ではありませんので、お値段や購入のしやすさも考えて検討されても大丈夫です。

なお、蜜蝋入のブライドルレザー専用クリームであっても「ブルーム」再現させる用途ではありませんのでご留意ください。使い方はブラッシング後に「少量」を布にとり、皮革部分にムラが出ないように塗り拡げてください。

皮革の繊維層に充分に浸透するまでしばらく時間をおいて(約20から30分程度)その後に乾いたクロス等で軽く磨いてください。そして、再びブラッシングしてください。

重要なのは、クリームの量です。どうしてもたくさん多量に塗れば輝きや栄養浸透に良いと思われがちですが、過ぎたるは・・・の言葉の通り余分過ぎるのは塗りムラも起こしがちですし、充分に拭えないため逆にホコリを呼び込むことにも繋がります。少量のクリームの塗布を行っていただければOKです。

季節ごとのブライドルレザーのお手入れ

皮革も、元々は動物の皮膚です。私達人間の肌と同じように、極端な乾燥やムッとする高湿度下は好ましくありません。
では季節ごとにどのように管理やお手入れをするのが良いのでしょうか?

 皮革の湿度面での理想は、湿度が40%から60%程度の環境下がベストだと言われています。

人間の理想の湿度に近い(少し低い程度)ですね。湿度が高いと革に含まれる水分量が多くなります。
そうすると懸念されるのはカビなどの細菌付着です。もう1つは水分量が高くなることで型くずれしやすくなることです。
では反対に湿度が低すぎるとどのような不具合が発生するでしょうか?これもまた人と同じで乾燥するとひび割れを起こしやすくなります。

また、全体の水分量が減ることにより何となくですが、製品が痩せたように感じると思います。
これらのリスクを季節ごとには、どのように管理してお手入れをすればよいでしょうか。
管理についてですが、いつも湿度計や温度計を持ち歩いて計測するわけにもいきません。お家でも頻繁に部屋の湿度とにらめっこするなども現実的ではありません。

要は、ご自身が湿度や温度に対して快適さを感じる(肌で感じる)状況でお使い頂ければよいのです。もし湿度が高くて不快だと思えば、レザーグッズ自体にも不快な環境だと考えて、除湿機(エアコンのドライ運転など)を利用する。乾燥が酷いと人間が感じれば加湿器を置いた室内で保管するなど。春や秋はあまり湿度も温度も気に必要は無いと思います。

特に気をつけたいのは「梅雨時期」です。この時期にバッグ(財布など)を押入れやクローゼットなどに放置しているとカビの発生のリスクが高まります。この時期だけはせめて密閉空間から外に出して室内に保管場所を変えるだけでもそのリスクが軽減されると思います。

もしカビに気づいたら、まずは直ぐに「ブラッシング」してカビを払いましょう。その後、は乾燥気味にさせて保管します。
除湿剤「シリカゲル」を鞄の中や財布の間に挟むなどすると効果が上がります。

注意点として消毒用アルコールと用いて拭くとカビ自体の除去する効果は抜群ですが、色味が変色するなど別のシミの原因にもなりますのでどうしてもアルコールを使わなければならない場合は目立たない箇所でテストしたうえでお願い致します。冬の低温、低湿度ですがこちらはそんなに気にしなくても良いでしょう。

シーズン期間に数回程度、保湿を兼ねてレザークリームを塗って表面を保護してあげれば良いです。まとめると、季節などに対してはあまり気にするほどでも無いが、梅雨時期は気をつけて乾燥すればクリーム、カビが付きそうならば除湿剤とブラッシングです。

結論

ブライドルレザーのお手入れについて、色々長々とお話してきましたが、まとめると、以下のことがポイントとなります。

お手入れの基本はブラッシングとクリーム塗布です。
汚れを落とす「ブラッシング」と革に栄養・保湿を与える「クリーム」
梅雨時期のカビに気をつけましょう。
保管は涼しい場所で光線の当たらない場所で。
日常使いの製品ならば、極端な気遣いのし過ぎは必要ない。(楽しく製品を使いましょう)
いつも側において愛着をもって製品を見てあげることがケアにつながります。

ダヴィンチファーロ製品写真

ダヴィンチファーロのブライドルレザー製品の一覧

バッグ

ブライドルレザーを使用したダビンチファーロのバッグ

Linea ALBA Tutto Bloom | bag collection

ALBA Tutto Bloom – tote bag

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ブライドルレザーを使用したダビンチファーロのバッグLinea ALBA Bridle Misto

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財布・革小物

ブライドルレザーを使用したダビンチファーロの財布Linea NICOLA Tutto Bloom

Linea NICOLA Tutto Bloom

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ブライドルレザーを使用したダビンチファーロの財布Linea NICOLA Bridle Misto Flap wallet

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Linea BRIGHTON Oakbark Bridle Wallet ダヴィンチファーロ コレクション

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RIGHTON Oak Bark L-zip Long wallet (wide type)

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BRIGHTON Oak Bark L-zip Bi fold wallet

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BRIGHTON Oak Bark Flap Long Wallet

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BRIGHTON Oak Bark 3-fold Smart Wallet

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ベルト

現在は取扱いは無いのですが、将来、作ってみようと思っています。

よくある質問です。簡潔にお答えします。

Q: ブライドルレザーの手入れ方法は何ですか?

基本的には他の革製品と同じ要領でお手入れしてください。大事なことは革の汚れをとること。そして革に栄養を与えて元気を保つことです。雨や水滴がついたままの革は色のムラが出来たり、色落ちの原因になります。汚れを放置すると汚れが落ちにくくなります。栄養クリームなどを塗布させないと革が痩せて硬くなってひび割れなどの原因にもなります。

Q: ブライドルレザーの表面の状態を良くするためにはどうすればよいですか?

ブライドルレザーの表面は新品(購入間近)のときにはブルームという白い粉上の蜜蝋が表面に浮き出ていることが多いです。そのままでもご使用に差し支えありませんが衣類等に付着することがあるので、できればある程度、ブラシで浮きすぎたブルームを落としてあげるほうがおすすめです。使い方にもよりますが、ある程度の頻度(概ね1ヶ月から2ヶ月毎くらい)でレザークリームなどを塗り込むと表面も整います。ブライドルレザーに関しては蜜蝋が革の芯まで浸透していますので、日頃のブラッシングやクロス等での乾拭きだけでもツヤ感が出てきます。

Q: ブライドルレザーの手入れには何を使用すべきですか?

手元に用意しておくべきアイテム(用具)は柔らかなクロスとブラシ(皮革製品用)とレザークリームです。レザークリームについてはブルームが完全に取れた状態以降から使用して頂いても大丈夫です。ブルームそのものが蜜蝋なのでクロスでの乾拭きと優しいブラッシングでお手入れを始めましょう。

Q: 使い始めのブライドルレザー製品の手入れ方法について教えてください。

上のQ&Aでもご説明していますが、ブライドルレザーには蜜蝋を革の芯まで塗り込んでいる製品なので、蜜蝋を利用してお手入れする方法が、使い始めのバッグや財布には良いと思います。革の表面をブラッシングしたり、柔らかなクロスで軽く乾拭きすることで蜜蝋(ブルーム)が適度に融解し表面にツヤを与えるでしょう。革の特徴にもよりますが、気合を入れて表面をピカピカにするよりも、いつでも心がけたいのは革をきれいに保つことです。お家の日頃のお掃除と同じで、念入りにお手入れをする頻度は数か月間隔でもOKです。日常は気がついたときに常に汚れが無いか?をチェックして乾拭きやブラッシングをするだけでも劣化や頑固な汚れを付けないことに繋がります。

Q: ブライドルレザー製品の手入れはどのくらいの頻度で行うべきですか?

理想は、使った後(ご帰宅後など)には軽くブラッシング。これは大事な作業です。クリームを塗ってケアするような本格的な作業は頻繁に行う必要はありません。クリームなどの油分が蒸発するのは日毎ではありませんので、1ヶ月に1度程度もしくは、あまり使用頻度が多くない場合(適切な保管状態で保たれていれば)3ヶ月に1回程度でも極端な劣化を避けることができます。気にかけることは「水濡れ・雨の中の使用後」です。この場合は充分に乾燥させてください。その場合、絶対にドライヤーなどで無理に乾かすことは厳禁です。

Q: ブライドルレザーのクリームを塗る際の手順を教えてください。

まずは、ブラッシングです。特にマチ部分(両サイド)などもブラシが入りにくいですがきれいにしてあげましょう。そして、ごく少量のクリームを一部分だけでなく全体に均一に塗り込んでください。その後は少しの時間(20-30分程度)そのまま放置します。しばらく経過したら柔らかなクロスで乾拭きします。革が重なった箇所などはクリームが残りやすいので、そのような箇所も確認してください。もう一度全体をブラッシングすると、革の細部まで保湿成分などが入り込みますので最後のブラッシングもおすすめです。

Q: ブライドルレザー製品の耐久性を高めるためには何がおすすめですか?

革製品には耐久性を高めるため、その皮革の製造自体や製品の組み立て縫製にも色々な工夫がなされています。ブライドルレザーでは、堅牢性を高めるために蜜蝋を塗り込むことが最大の耐久性の向上に貢献しています。また、縫製時にはその製品の使用状況を想定して表面上は見えない部分などに補強材を駆使して耐久性を高めたりメーカー側ではできる限りご愛用頂けるように製品を作っていいます。ユーザーの皆さんでこの耐久性を出来るだけ長く維持して頂くには、やはり日頃のお手入れに尽きます。ブラッシングをしたり、レザークリームを塗って保湿や艶の維持を保つなど、鏡を見てお肌のケアをするように、同じ感じで製品を見てあげてください。簡潔にまとめると「ブラッシングとクリーム」そして乱暴な扱いは極力避けることが耐久性を維持する大切なポイントです。