ヌメ革長財布の魅力と選び方などを徹底解説

ヌメ革長財布の魅力と選び方などを徹底解説

ヌメ革長財布の魅力とは

財布には色々な素材があります。ナイロン素材、合皮素材、ビニール製もあり、その中でも本革製が比較的多くの皆さんの財布に使われている素材ではないでしょうか。その本革にも牛革や馬革、ダチョウやクロコダイルなど様々な革が採用されています。牛革のなかでも「革のなかの革」と硝酸される「ヌメ革」の「長財布」の魅力に迫っていきましょう!

ヌメ革の特性と経年変化

このコラム記事ではヌメ革長財布の魅力をお伝えしたいので、ヌメ革の特色などのお話は簡単にご案内します。詳しくは別のコラム記事にて解説していますので、そちらをご覧ください。

ヌメ革とは?その魅力・歴史・製造行程やお手入れ方法、ヌメ革の特徴である経年変化(エイジング)を楽しむ方法などを解説。

【ヌメ革の経年変化】 ヌメ革のバッグや革小物の経年変化の要因やエイジングの楽しみ方とその魅力を詳しく解説します。

ヌメ革のエイジングを楽しむための基本ケアお手入れ方法を解説します。

ヌメ革とは「フルベジタブルタンニン鞣し」を施した牛革の総称で、噛み砕くと、植物系のタンニン(ポリフェノールの一種)だけで牛の皮を鞣して「革」にしたものです。「鞣し」とは動物の皮を薬品や抽出成分を使って腐敗の元となるタンパク質や脂肪成分を除去して柔軟性と堅牢性を高める作業工程です。ヌメ革はナチュラルな植物からのタンニンだけで、腐敗を防いで柔軟性と堅牢性を備えた革にするので非常に時間を要し、丁寧な作業が必要になるので、価格的にも高く革の中での流通量も少ないものになります。

また、ナチュラルでデリケートな側面も持ち合わせているので。「革の表情が変化する」エイジングを楽しむことが出来る革として「革マニア」「革好き」「革愛好家」の間では1つとは言わず、財布やバッグを含めレザーアイテムとして数点は持っておきたい魅力がつまった革なのです。

ヌメ革は表面に塗装など余計な工程を施していないので、時間や使用環境、保管状態などにより革の表情(表面)が顕著に変化していきます。この変化を「ヌメ革のエイジング」「経年変化」といって、この過程を楽しむことや上手く変化させることが「革を育てる」と表現されます。

ヌメ革長財布の素材としての魅力

先述したようにヌメ革はその製造工程で植物系タンニンという自然由来の成分で鞣しているので、自然に優しいことやその革自体の風合いもナチュラルなイメージです。革は仕上げの方法や牛の年齢、部位により革の厚みや硬さが変わるので一概に言えませんが概ね、ヌメ革と言われる革は繊維自体が丈夫な締まり具合なので、財布のように日常頻繁に手にして(開閉含め)使用するアイテムには最適な素材です。

ヌメ革の長財布

長財布を選ぶメリット(長財布の特長)

財布の形状(スタイル)にも様々なものがありますが、ヌメ革素材を含めて長財布を選ぶメリットして以下のことが言えると思います。

収納力が高い(収納力がある)

長財布の最大のメリットは収納力でしょう。お札に小銭と種々のカード類レシートやポイントカード等々。お金に関する様々なものが殆どこの長財布1つに収まることは整理面でも非常に優秀なアイテムです。多いものだとカードポケット(ホルダー)が独立して12枚から15枚以上入る長財布もあります。

紙幣を折らずに収納できる

お札を折らないで財布に収める。人によっては結構気にする方も多い「お札を折る」こと。お札はできるだけ折らないで使うと色々なことがスムーズです。例えば長財布にお札を入れていると「枚数が数えやすい」「出し入れもしやすい」「折れていないので精算機(セルフレジや駐車料金機器など)に入りやすい」些細なことなのですが、折れたお札は知らず知らずにストレスとなっています。その解消にも長財布がオススメです。また、風水的には「財布はお金の住む家」といわれ広々とゆったりした収納空間のある長財布が良いともいわれています。

長財布の人気度は?

財布には様々な形状がありますが、大別すると「長財布」か「二つ折り財布」に分かれます。それではどちらが多く使われているでしょうか? アンケートにもよりますが長財布も二つ折り財布も同じパーセント程度で、ミニ財布やその他が残りのパーセントと言われます。男女別では女性は長財布の人気が高く、男性は同率程度のようです。

長財布 人気アンケート円グラフヌメ革の長財布の画像

人気度の違い・理由は何?

長財布(ロングウォレット)が人気で好きだという理由は、大きいので優美。二つ折り財布は長さ(寸法)は短いが以外に厚みが嵩張りコンパクトさに欠ける。長財布は大きく開くのでお札も小銭もカードも視認しやすい。二つ折り財布は邪魔にならない。などなど、どちらの形状にも人気の理由、不人気の理由があります。長財布が好まれる要因として大きいのはお札も小銭もカードも出し入れのしやすさのようです。

ヌメ革長財布の魅力的なカラー

ヌメ革といえばナチュラル色というシンプルな「白ヌメ色」が第一に挙げられる「人気カラー」です。このナチュラル色は、敢えて革に色を付けることをせずに、自然の色のままです。ですので、ヌメ革の「エイジングを楽しむ」のには最適な色なのですが、やはり、おしゃれな財布、ファッション的観点から見れば「赤や青、黄色系」など色カラーのヌメ革長財布を持ちたい方々も多くいらっしゃいます。ヌメ革にも「染色ヌメ」があります。ナチュラルヌメ革を染色染料に浸して染色すれば、美しい色に仕上げることが可能で染色ヌメ革の財布も非常に多く販売されています。極端な希少カラー:例えばターコイズブルーや、レモンイエローなどのカラーリングされた革は無いですが、通常の定番カラーなら販売されています。ブラック・ブラウン(チョコ)ワインレッド系・ネイビー(ブルー)系など。明るめの色の仕上げの革も「経年変化・エイジング」で早めに色の変化が出現します。その辺りを見越して、メーカー・ブランド側が定番カラーで纏めているのです。

ヌメ色長財布の形状・デザイン(スタイル)について

ヌメ革の長財布にも、形状の違いにより雰囲気や使用感などの違いがあります。大きく大別すると、「フラップ式(かぶせ式)」「L字ファスナー式」「ラウンドファスナー式」「二つ折り式(の長財布)」など。どの形状も概ねのサイズ感は同じ程度です。L字、ラウンド式のジッパータイプは雰囲気的にはカジュアル感寄り、フラップ式や二つ折り式はトラディショナルなスマート感をも感じさせます。コイン収納については、L字やラウンドのジッパー式は中央にオープンスリット形状のポケットがあり、その部分がコイン収納になるタイプが多いです。ジッパーで開閉をするので、小銭入れ部はオープンでも小銭が溢れることがありません。フラップ式や二つ折り式のコイン収納は背面側にファスナー収納のポケットを配置していたり、内側にミニフラップ(ホック留め)付きのポケットを配置した形状が多いスタイルです。カードホルダーについてはどの形状の長財布も8枚程度以上は収納できるものがほとんどです。形状に依らずミニ財布などに比べて札入れの部分は紙幣を折りたたむことなく収納できるので、出し入れもしやすくて余裕を持った使い方が出来るのが長財布の特徴です。また、紙幣やカード、コイン以外のフリー用途のマルチポケットやスリットを設けている形状が多いのも面積・容積に余裕のある長財布ならではです。

ヌメ革長財布-のおすすめ商品

ダヴィンチファーロでも、このヌメ革とヌメ革同等以上の耐久性や堅牢性をもった「ブライドルレザー」と2つの上質で優秀な素材を組み合わせた「革財布」をメインシリーズに据えて高評を頂いています。また、オリジナルで開発した、香水革(アロマレザー)をフルベジタブルタンニン鞣しで仕上げ、柔らかな風合い、優しいカラー展開している「アロマシリーズ」などもおすすめ致します。

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